人工妊娠中絶

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~当院は母体保護法の指定医です~

色々と悩んだ末、妊娠の継続を断念し、中絶手術を選択することになった場合はできるだけ早く、まずは御相談ください。
「産む・産まない」の選択ができる期間は思っている以上に短いのです。

よくある会話として
「もともと月経が不順だったので生理が遅れているだけかと思った。」
「更年期世代なので、もう妊娠しないかと思った。」
「膣外射精(外出し)していたので大丈夫かと思っていた。」
「誰にも言えず悩んでいた。」
「コンドームをつけていたので、まさか妊娠すると思わなかった。」
などです。

性行為があって、少なくとも3週間経てば必ず妊娠反応は出ます。
もしも、産婦人科に来院されることに迷いがあれば、まずは市販の妊娠検査薬で確かめてください。ご自身への身体の負担を考えて少しでも早い受診をおすすめします。
当院では、ご自身の心とからだへの負担をできるだけ軽くできますよう、細心の注意を払っての中絶手術を心がけています。

人工妊娠中絶は、母体保護法に基づいて都道府県の指定する医師が行います。当院はその指定医ですので、安心して御来院ください。
費用や手術方法は妊娠週数や合併症の有無により違ってきますので、ご相談くださいませ。
手術のあとは、予期しない妊娠が繰り返されないよう、確実な避妊方法も指導させていただいています。秘密は厳守いたします。
「ひとりで悩まず」まずはご相談されてくださいね。

方法とリスク・副作用

  • これまで経分娩や中絶流産の手術の経験がなく、中絶手術を受けられる方はまず、子宮の経管内にラミナリアという、マッチより少し大きめの細い棒と、濡らしたガーゼをつめます。この処置を先に行うことで、子宮の入り口を自然に柔らかくすることができ、手術を安全に行うことができます。
  • 4時間後くらいに静脈麻酔で手術を行います。
  • 中絶手術が初めてでない方、または流産、分娩の経験がおありの方は①の処置はありません。
  • 静脈麻酔では、ゆっくり静脈内に注射をしながら、数を数えているうちに、だんだん眠くなっていき、その間に子宮内容除去手術を行います。静脈麻酔の合併症として呼吸停止を起こすことがあり、その時には人工呼吸器を一時的に使用する事があります。 また喘息をお持ちの方はこの麻酔を使用することはできません。
  • 中絶手術には細心の注意を払いますが、合併症として、子宮に孔が開いてしまうことや、絨毛の一部が残ってしまうことがあります。特に絨毛に関しては、数ミリでも残っていると、出血がなかなか止まらないこともありますから、後日手術を行うこともあります。

中絶費用

5週~8週未満 税込み金額
中絶手術 121,000円
ラミナリア桿挿入
+中絶手術
143,000円

8週以上の中絶手術においては、10週まではリスクがないと判断した場合のみお受けしています。
ご来院の上、ご相談ください。

問診票はB5の設定で印刷して下さい。
B5用紙がない場合もB5設定で印刷していただけますようよろしくお願いいたします。

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